◆突端の堤防周りに仕掛け、開始15分もすると、磯釣り初体験の彼に食ってきた。
「うっ!凄い!何か来た!」
強烈な魚の引きに成すスベ無しの彼の姿が、なんとも初々しい。
両脇からレンジャーの二人が「竿を立てて!」「リールを巻いて!」「強く!」
◆早朝5時に錆ケ浜港に到着。 宿舎で一休みしてから10時に実釣開始。 同行のビギナー向けに、ナライ(北東風)を避けて西向の湯の浜堤防(下の写真・右側)に入る。 ここなら、高い堤防が風除けとなり、釣り易いだろう。
◆二人を見送った後、宿舎に戻り釣りの支度をする。今日も風はナライ。南西の磯場をイメージする。神着の秘密基地(宿舎)から都道を内回りで南下しながら、適当なポイントを探すうち、とうとう阿古まで来てしまった。それなら入りやすい温泉下へ。いよいよ最終戦、4時から7時までの夕マズメ一本勝負!
日没を過ぎ、グランドフィナーレに相応しい、Mr.ドウヨに良型のメジナと69cmのハマフエフキが来た。いつしかまた雨が落ちはじめ、あたりは闇夜...海中に夜光虫が沸き出てきたので名残惜しくも納竿、そして撤収。今回の3泊4日の釣行を終わりにした。
◆今日は午前中、先に帰る二人のため、足早に島内一周約1時間の観光をガイドする。4月下旬に来島した時よりも、確実に緑が増えていることに気付いた。立ち枯れのスダジイの森も新たな息吹を育み始めている。 自然って、スゴイ!
温泉下
◆夜8時半、竹芝客船ターミナル集合!
出船は10時半なので、まだ時間はたっぷりある。釣程3泊4日、参加は5名。全員が揃ったところで、先ずは今回の釣行の安全と成果に祈りを込めてBEERで乾杯をする。今夜は3連休の前々日のため、ターミナルには乗船客の姿も少ない。
「青物シーズン」
2005年10月
下根崎(アコンザキ)
湯の浜堤防
◆2005年10月8日
◆2005年10月7日
◆2005年10月6日 10:20pm
下根崎(アコンザキ)
◆2005年10月9日
午後10時30分
一路、三宅島へ向けて東海汽船の「さるびあ丸」は竹芝桟橋を出帆し、レインボーブリッジを後にした。
さて...
◆突然のスコールに2〜3度見舞われながら、右からの潮、左からの潮、当て潮、とコロコロ変わる潮に狙いも定まらず、釣りづらい状況が続く。 今日はダメか? 半ばあきらめムードが漂っていたところの夕マズメ、、サラシがキレイに払い出し始めた。 その先で、Mr.ドウヨが食わせた。シマアジだ!!続いて私にも食ってきた。シマアジだ!!
暗くなるのが早い今の時期、小雨の内に帰宿した。
◆3連休の初日。 前夜、東京竹芝発、本島からの釣客が多く予想された今朝、我々は4時過ぎに起床し、逸早く動き出す。
やや強いナライの風の中、何とかアコンザキの左に釣座を確保する。
5時過ぎ、予想通りに次から次へと釣師がアコンに現れる。それほど激しい釣場競争にあっても、全泊はアドバンテージだ。さて、数少ない時合いのチャンスに向けて、五感をフルに集中させる。青物シーズン真っ盛りのこの時期、シマアジをゲットした前日の嬉しい釣果に、今日も当然期待する。期待もするし、全身青物狙いの青物モードだ! それでも早朝から渋い釣りを強いられながら、きっと来る時合を信じて数時間が空しく過ぎて行った。そして時合は突然やってくる。いつしか潮の流れが昨日と同じパターンに変わったことを察知する。。二人はやがて訪れる爆釣の”予感”に改めて身を引き締める。するとYES!「来た!」「何奴?」「おっカンパだ!」「おいおい今日はカンパかよ!!」 二人の集中力は途切れること無く続き、納得のいく釣果に、今日も満足な一日でした。ありがとね。
この日、Mr.葉さんに来たBIG ONE!
今回、彼は生まれて初めて海釣りをして、初物の1尾目に手頃サイズのイスズミ(前の写真)を釣り上げて、
それがナント! 夕マズメには、こんな大きな1尾を上げたんですから、こりゃタマゲタ!大したモンだ。
磯レンジャーに入隊する?
◆ニザダイ(通称:サンノジ)
52cm 約2kg
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磯の踊り子