竹芝客船ターミナル
2006年11月2日(木)21:00
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磯の踊り子
2006年11月3日(金)06:00
2006年11月4日(土)05:00〜
2006年11月5日(日)
今宵も竹芝の待合ターミナルは渡島客で賑わっています。サーファーや帰省客、その中でも一番に目立って釣り人の多さでしょ! みんな何を釣るの?何処へ行くの?...と問いかけたいくらいの釣り人の数!!!
何とも大勢の乗船客の中、まぁ一杯でもやろうか! と、一先ずBEERでいつも通りに。 まして今回は三宅島で「磯釣り大会」が開催される。 「ど〜する?」「エントリーする?」「成り行きでいいでしょ!?」「それもそ〜だね。」 とりあえずはいい釣りをしたい意識の統一はできている。
我先にと、ゾロゾロ長い長蛇の列。。。
そんなに慌てなくったって...
ど〜なってんの?
この分じゃあ、明日は乗る磯ないかも!? って感じ。
久し振りに見た。大勢の釣り人。
一先ず船に乗り込み、Bデッキ後部甲板にて、BEERと一服。。。ふぅ〜...
この時が至福♪
何と言っても、10月は台風で中止した釣行計画。
延び延びで2ヶ月ぶり。
必然、高鳴る期待と予感。。。 全ては予定通りの手中にいる自分。
サイコー♪
こんな不味い空気の中で生活しているのかと思うと、我ながら哀れに思う。 そんな東京をモロ手を振って後にする。
この時点で、現実とはオサラバ。 「またね〜」
大島以来約半年振りにナジさんが参加した。
いつ見ても、キレイに掛かるレインボーブリッジ。
人工的なロマンチック現風景。
さて、甲板で何が始まったのか?と言うと...ハリ結びだ。
最強の結びを伝授する。
こんなシーンは良く目にするが、いつの時でも教わり上手は、プロフェッショナルへの近道となる。 ガンバレ〜 ナジさん♪
それにしても何かいい感じの二人♪
自然に師弟関係が生まれ、和やかな雰囲気が微笑ましい。
お〜、三宅島へ着いたど〜!!!
2ヶ月ぶり!
早朝の朝飯に”タカベ”が振舞われた。
「まいう〜」
東京じゃぁ、朝飯なんて習慣は有り得ないのに、
島じゃぁ何故か食えるんだなぁ〜これが。。。
ってな訳で、早速に磯釣りに出掛けた。
今朝入港した同船にあれだけの釣り人が一斉に三宅島へ上陸したかと思うと、磯場は満員?
その通り! 入りたい磯へは入れない。 宿からちょい近い「湯の浜」周辺を覗いてみると...
おや? 「コナガネ」が空いているじゃん。。。
なら入磯! ってことで、今日はコナガネに腰を下ろすことにした。
ナジさんは、行きの船中で教わったハリ結びをいきなり実践。 アタリも無く、渋〜い釣りを強いられる中で、何だかコンスタントに魚をヒットしていた。
魚がかかると「キャァ〜!!!」と悲鳴するナジさん。
釣れた後はこの笑顔♪
「釣りってオモシロイ」に目覚めてきたかも知れない。
ナジさんプロフィール
>釣り暦:2度目
>離島:大島/三宅島
>特技:ハリ結び
◆オキナメジナ
その顔つきから”ブタメジナ”とも呼ばれたり、「スカ」なんても呼ばれている。
彼は、全長50cm、約3kg近くあった。
ウキがスーと引いて、合わせた途端にズシッとくる重さ。
彼も必死に磯際ではかなりの抵抗をみせた。
水炊き鍋を囲んで、キンメの煮付けを肴に、今宵も酔いしれる。 楽しいひと時である。
◆湯の浜堤防
錆が浜港 14:00
◆カマバ
水面を漂うウキ
陽が落ちてすっかり月明かりになると、アカマツカサの猛攻が始まった。
何処をどう攻めてもアカマツカサが食ってくる。
水面にはサバが湧いている。 もうこうなるとど〜しようも打つ手は無い。
空しく納竿。。。
空港下
おはようございます。
今日もいい天気です。
今朝は4時30分から起きてます。
ここに着いたのはまだ真っ暗い5時頃。 電気ウキから始めたのは久し振りでしたね。
ここ湯の浜で朝晩”シマアジ”が来るなんて聞いたんで来てみました。
タックルもそれなりの仕様です。
ロッド:4号
リール:5000番
道糸:5号
ハリス:8号
本命が来るといいんですがねぇ〜...
朝も早から、ぞくぞくと堤防にやってくる。
我々の間に割って入るカゴ釣りたち。
ラインは頭上をクロス、コマセの雨は降らせる、なんて当たり前。。。
何気にイエロー(左端)は左寄りに、レッドは右に。
前日に聞いた情報はホント?
沖合いで一度、アタリを確認したのみで、一向に魚の気配無し。
それなら...と、際の深場に仕掛けを落としてみる。
釣れてきたのは、まあまあの型の”アカハタ”。 これはKEEPでしょ♪
今日は一足先にナジさんが帰京する。
錆が浜港へ見送りに行った。
三宅島にしては非常に珍しく、海は湖のように、波も無く不思議なくらいに穏やかな午後。
さるびあ丸は海上を滑るようにスピードを上げると、東京を目指し進路を北に。。。
お先に♪
ナジさんを見送ると...「よっしゃぁ〜!」とカマバに急ぐ。
明日の船で帰京するので、夕マズメ・アタックは今日のみ。
これからの時間帯、釣りに集中する。
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水温は急に下がって20度を切ったろうか?
魚の活性が悪い。
>水温が急に上下すると、魚自体の動きやエサの食いが
悪くなる。 せっかくの「大潮」にもかかわらず、そんな時はガマンの渋〜い釣りを強いられてしまって、どうする事も出来なくなる。 このままの水温が2〜3日続けば、魚も動きが慣れてきて、食いもたつってもんだけど...
入れ食いには程遠いけど、ポツポツと釣れてくる。
磯際で”ベラ”。 沖合いで”イスズミ”。 時々”メジナ”。
それにしても型が出ない。 鋭いアタリに強めに合わせると、小魚が何の抵抗も無く飛んでくる。 あ〜ぁぁぁ
太陽も傾き、既に海中は暗くなっている筈である。
メジナたち魚もそろそろ警戒心を解く頃なんだけどな!?
まだ、時合いは来ない。
先に帰るのは少し寂しいけど...
きっと来る時合いを信じて...
ああ〜キレイな夕焼け♪
三本岳の水平線に沈んで行く。
これこそ自然の美しさです。
今日は帰京する最終日。 午前中11時までやろうと、空港下にやってきた。
海は
いいっすよ
釣りをしている
時が一番幸せ
おはよう
ございます
6時半起床。 2泊3日の日程だと、釣りは丸2日間となるが、これまでの釣りに満足は出来ていなかった。 最終日の今日、定期便出帆までの午前中に最後の釣りへ出かけることにした。 特に”50(ゴーマル)”サイズを狙うでなく、ただ単純に釣りを楽しみたかったのである。 昨日行われた「三宅島インターナショナル磯釣り大会」の結果、メジナの部優勝のサイズは何と!46.5cm...まぁ何ともチャイチー(小さい)。。。 島中のどこもあんまり大した釣りが出来なかったみたい。
数尾のメジナ・イスズミに遊んでもらい、11時に納竿した。
帰島後はじめての「釣り大会」となった今回の3連休は沢山の来島者で賑わった。
聞くところによると、数週間前にはあちこちの堤防でシマアジの入れ食いだったそうである。 日に100尾も上がったとか... 3〜4kgを一人20尾釣ったとか... ホントかよ!?
まぁそんな時もある。 今回ではなかったという事だけである。
日に日に寒くなって、そろそろ寒メジナのシーズンです。 次回の”大爆釣”を期待して島を後にする。
船はゆっくりと桟橋を離れ、見送る人達がだんだん小さくなっていく。 「また来ます。」
三宅島
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