MIYAKE-bO13
2007年4月
2007年4月27日(金)22:30
2007年4月28日(土)
のち
2007年4月29日(日)
2007年5月1日(火)
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磯の踊り子
東海汽船「かめりあ丸」甲板(デッキ)
東京竹芝桟橋
2007年5月2日(水)
不覚にも、また戻って来てしまった...
2007年4月30日(月)
2007年5月3日(木)
時々
さあて、いよいよGW(ゴールデンウィーク)の到来です。
思い思いに様々な人達が竹芝桟橋に集結してきました。 その半数は釣り客のようです。 そうなると当然ながら現地での釣座確保が懸念されます。 三宅〜御蔵〜八丈航路ですから、少なくとも渡島客は二分されることになるでしょう。
今回の企画は、ロングステイ出来る正にゴールデンウィークなのです。
YELLOWは、ひと足先20時過ぎに旅客ターミナルへ入る。
今日のSHIPは”かめりあ丸”。 指定席はほぼ満席。
我々は・・・、待合所内にある「東京アイランド」で腹ごしらえしてBEERで乾杯をするのが通例となっている。
伊豆諸島航路に就航している東海汽船の
大型SHIPは...
@かめりあ丸
1986年就航/貨客船/総トン数3,751総トン
内海造船/全長102.87m/全幅15.0m
3600馬力×2基/最大速力19.4ノット
Aさるびあ丸
1992年就航/貨客船/総トン数4,965総トン
三菱重工業製/全長120.54m/全幅15.2m
11,200馬力/最大速力20.0ノット
雑学>「ノット」って何?
1ノット(knot)とは1時間に1海里進む速さのことであり、1海里は1,852m(緯度1分の長さに等しい)であるから、1ノットは1.852km/時となる。 >表記はkt、knで表す。 例>20kt⇒約37km/h
出帆して東京港の夜景がキレイなうちは、こうして大勢
の乗客が甲板に出る。
かめりあ丸
(東海汽船)
東京港は、国際海上輸送網の拠点として特に重要な港湾として”特定重要港湾”に指定されています。 行き交う船のスピードがゆっくりなので、あまり感じないようですが、東京港は海の銀座ともいわれ、日夜多くの船舶が行き来しています。 そんな海の安全のため、東京港は12ノット(約22km/h)以下での航行が義務付けられています。 湾内を滑るようにゆったりと航行していた東海汽船”かめりあ丸”が出力を上げはじめると、外洋に出たことが解ります。 そんなころまで甲板で、BEERをしこたま飲んで盛り上がって、あと3時間強で目的地:三宅島です。 そろそろ2等船室に戻って、少し寝ましょう... 秒殺 zzzZZ〜
最後も
やっぱり
「サッポロ黒ラベル」♪
波予報2.5m
ほど良い揺れのお陰で、不覚にも下船間近まで熟睡してしまった。 既にCデッキ下船口は行列の人の山。
急いで降りる支度しなくちゃぁ〜
朝の5時である。
何と素晴らしい天気なのでしょう!
海の藍さと空の蒼さが気持ちよくも懐かしい。
あ〜、帰ってきたぁ〜って感じ♪
三池港に降り立った人と出迎えの人の誰もが笑顔で活気にあふれている。 いい!♪朝のこのひと時がなんともいい♪
たかだか180kmの距離なのに、何年も会えずにいた人との再会を喜ぶように。 我々にも出迎えてくれる人がいる。 会った瞬間に抱きついてしまいそうなほど素直になれる。 だから船旅はいい♪ なんたって”島”がいい♪のである。 そんな島に我々は来たのである。
三宅島「雄山」
噴煙を上げる雄山
ガクアジサイ
◆島アサリ
◆カメノテ(亀の手)
神着地区:セイキリガタ
船は三池港に接岸した。
さて、いよいよGW三宅島実釣開始である。
今回は、5/1・2も休暇を取って9連休!
その内5泊6日で三宅島「贅沢!釣り三昧」の計画である。
GWの週間天気予報はおおむね良好。
中潮〜大潮と潮周りもいい。
後はウデ次第ってところ。
釣り三昧初日、さて...
西南西の風を嫌って磯場を吟味する。 神着地区の磯場はほぼ満員御礼で入れないし、海はベタ凪で潮が動いていない。
今のこの時間に大した釣果は期待出来ないだろう。 状況が好転するまで肩慣らしに三池地区:空港わきで竿を出してピンタッコと戯れる。
潮が上げてきて、磯の先端が波をかぶるようになったんで、昼飯がてら磯替えにする。
そして... 渋くて散々な釣りだったんでしょう、誰も居なくなったコナガネに入る。 先客のコマセも効いているようだし、ポツポツ釣れる。 こりゃぁ夕マズメが楽しみだと、話していると、突然雲行きが怪しくなって、いきなりドシャ降りの雨。 暫し岩陰に避難していたが、通り過ぎる気配もなく次第に本振りになってきた。
「止めよう」... この日は止めて正解! この後、雷を伴う暴風雨になり夜通し荒れ狂っていた。
ロングステイの「釣り三昧」ということで、遅く起きた二日目は、YELLOWのリクエストで”セイキリガタ”へ。
海は穏やかで、魚にヤル気がなくて、気配”0(ゼロ)”。
REDがBEERと昼飯を買出しに行く。
「釣れませんねぇ〜」 ...ということで仕切りなおして一旦帰宅する。
宿に帰ったYELLOWは、今晩のおかず「カレー」を作る。
午後3時過ぎ。
夕マズメ・アタックに出掛ける。
大抵の釣り人達は”三本岳”にお出掛けのようで、静かな地磯。
なら、下根崎に入ってみよう! 2人の先客がいたけれど、暫くして帰って行った。
風を嫌って右側に釣座を据えた。
REDがたて続けにメジナ3尾をGET。
ならば...とYELLOWも追いかける。
日も落ちて手元が暗くなったころ、YELLOWに改心のアタリが来た。 「デカい♪」 ハリス4号が心許ないほど。
ハエ根をかわしながら10分ほどやり取りが続き、タモに入ったのは56cmのイスズミ君でした。
このクラスの引きと重量感はたまりませんね。(磯黄談)
イスズミ
おはよう♪にゃあ〜
GW前半の最終日。 風も無くいい天気だ♪
今朝もゆっくり7時半の起床。 朝飯を食べて8時過ぎに、いざ出陣。。。 天気予報と風と海の状況を見て、今日一日の釣りを組み立てる。 さて...
この分なら、島中OKじゃない!?
それじゃあ、”ヤナガネ”辺りに行ってみましょうか♪
ちょっと行ってみる? 向かったのは”前が浜”。
この釣り場はドサラシ状態で沖へ流れる潮目の時がいいのですが、今のところ割と穏やかな状況。
「潮もこれから上がってくれば、状況は好転するだろう」と、大抵の釣り人は必ず都合のいい発想をする。 自分も例外ではない。
弱いが沖へ払い出す潮に仕掛けを乗せる。 ポツポツとイスズミが釣れだした。 たまにヘンテコリンな奴も釣れてくる。(写真>タカノハダイ) でも、YELLOWはコンスタントに釣り上げる。 しかしイスズミばかり...
ニザダイ:通称サンノジ
イスズミばかりを釣っていると、”イスズミ先生”と呼ばれてしまう。
そんな慣わしが磯レンジャーにはある。
サンノジを立て続けに釣ると”サンノジ先生”、というように。
でも、こと本命のメジナに関しては、メジナばかりを釣ったとしても、”先生”と呼ばれることはない。 また、呼ぶこともない。 そこにだけ不思議な力学が働いている。
3年4組”イスズミ先生”、こんな称号だけは欲しくない。 と思っても、またイスズミが釣れる。
ええぇい!仕方ない、今日は”イスズミ先生”に徹しよう♪
明日の午後、ひと足先に帰京するYELLOWのリクエストは”セイキリガタ”。
レンジャーは快く付き合った。
実は、彼(YELLOW)はこの釣り場を熟知していて何回もいい思いをしている、だから大好きな釣り場なのである。 彼の釣りのスタイルがマッチしているとも言えるだろう。
ならば!REDの心に火を点ける一尾を釣って見せよう。
YELLOWは根気良くワザを駆使した。
今日は次々と掛けていく、流石なYELLOWであった。
>今日のREDは端から戦意が失せて、まったりモード。
<最初の一尾目は、トシさんが上げる。
尾長40cm
釣れるパターンさえ見抜けばこっちのものである。 まずその一尾なのである。 もちろんYELLOWの根気勝ち。 すぐにパターンをつかんだ彼は、すっかり釣りを楽しんでいた。
夕マズメ間近、やがてREDも重い腰を上げて竿を出す。
丁寧に仕掛けを潮に乗せて行く技師。 繊細な釣りスタイルだ。
だからこそ釣果につなげる。 見ていて怖い時がある。
そこがやっぱりREDの所以なのである。
今朝、東京から2人の野郎ドモが2泊3日の予定で島にやって来た。
ハリーは3度目、プクちゃんは初めて。
トビの干物と島アサリの味噌汁で朝ごはんを頂くや、直ぐに港でお手伝い。
タカベ網とトビ網をキレイにほぐして畳む作業だ!
今晩の漁のための事前作業にあたる。
普段滅多に出来ない漁師さんの手伝いに、ハリー&プクちゃんの二人は興味津々。
網の取り扱いに関して、YELLOWはエビ網で既に経験済み。 REDは昨年のトビの水揚げで経験済み。 磯レンジャーの手際良さは手馴れたもんである。 たちまち終了♪
「いただきマッスル!」って感じ。
仕事の都合をつけて、せっかく彼等が来たというのに、YELLOWは今日の午後便で帰京する。
入れ違いになるのは残念である。
プク
です。
ハリー
です。
YELLOW
です。
REDです。
さようなら〜
YELLOWを乗せた船は、
桟橋をみるみる離れて行く。
みんなよりも先に帰京すると思うと、
無性に腹が立ってきたYELLOWであった。
「チッキショー!!!!」
YELLOWの見送りに1万人の人々が集まった。 6人かよ!?
季節それぞれに島ならでは咲く花は沢山ありますが、その中でもガクアジサイは見るものを和ませてくれます。 もう咲く時季になったんですね。 これから沢山の場所で見ることができます。
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さぁて、夕食である。
今日は、メジナとトビウオとメジマグロの刺身盛り合わせと寿司にトビのフライ、欠かせない明日葉のおしたし。 島アサリの筍ごはん。 カメノテの味噌汁。 YELLOW作のカレーだってある。 いつもながら豪華な食卓を大勢で囲む。 秘蔵の日本酒も出てくるし、持ち寄った焼酎もある。 盛り上がらずにはいられない毎晩。
さっと茹でると身が剥れる。 茹で汁は磯のダシ。
身もダシも使い方は色々。 美味しい料理へと。
茹で汁は磯のダシ。 定番は「お味噌汁」
歯で割って、中身も食べられる。
大勢が島へ来た今日からゴールデンウィーク後半、帰京の途につく船内はガラガラ状態。 それでも独り静かに「1等」船室内で思い出にふける。...というよりも、今頃の現地を思うと悔しいYELLOWであった。 嫌がらせも含めて既に船上から2回も島のREDに電話を入れた。
久し振りに”ヤナガネ”に入り磯する。 風もいよいよ南寄りに変わって来たこの時季、今日は穏やかな西風。 穏やか過ぎて海が透明。 メジナは警戒心を解かずにその姿を見せない。 磯際のコマセに寄って来るのはメダカ級の稚魚ばかり。 唯一の型モノは、YELLOWがやや沖目でイスズミを掛けてバラしたのみで、後はピンタッコが数枚。
ここはメジナもさることながら、大型回遊魚が期待出来るところなんだけれど、潮が動かないからサラシも無くて、海の中は透明に澄みきった最悪の状態だ。
挙句の果ては、弁当の握り飯6個中4個をカラスに持って行かれて、悔しさで空腹感も倍増!
トシさんは磯場で”島アサリ”を採り始めているし、REDはすっかり戦意喪失モード...YELLOWは、コマセを撒いて仕掛け投入を繰り返すが、次第に集中力が途切れ始めてきている。 全員一致で一時撤収することに決めた。
釣果も無く時間を浪費したこともあって、虚しく片づけることほど疲れることはない。 磯場からの帰路、残ったコマセの重量がウデにくるし足は重い。
一旦、宿に戻って体制を立て直しする。
GW前半最終日、ほとんどの釣り人は午後の船で帰るだろうから、磯場確保の心配はいらないと思う。 ってことで、近場の”コナガネ”に入る。
あいや〜、コナガネもまったりかい? 潮は動かず、魚はいない。 今日は早めに宿へ帰りましょう。
仕切りなおし
そうだなぁ〜?東京でしみじみと夕陽なんて見ることがないし、こんなに綺麗な景色もないと思う。 しばし沈みゆく夕陽を眺めることにしました。 陽も沈み漆黒の夜、特に新月の晴れた夜に島では満天の星を見ることが出来ます。 でも今宵は満月。 スターダストは少しの時間おあずけですね。 満月はスゴイんです!何といっても満月で驚くのは、その明るさです。 懐中電灯なんて要らないし、月明かりだけで本が読めるほどなんです。 一度は体験してみては如何でしょうか? そのうち、月や星空の撮影にも挑戦してみます。
沈みゆく夕陽
(コナガネにて)
われわれの釣りスタイルも随分変わったものである。
以前は、まだ明けやらぬ早朝、時には3時台に起き、ヘッドライトを照らして誰よりも先に目当ての磯に入り、朝マズメから本気で勝負をしていた。 これが最近では夕マズメの1本勝負にだけ集中するようになったのである。 原因は前夜の”飲み過ぎ”による寝不足と二日酔いだと思う。 我ながら情けない。 案の定、今朝も遅い朝を迎えていた。
ゴールデンウィーク
「三宅島行き」
写真+文>踊り子
22:20
5:30
8:30
10:00
19:00
18:25
10:00
10:00
8:30
10:00
14:30
17:30
三池港 14:30
21:00
ロッド:2号
リール:2500LBD
道糸:3号
ハリス:2.5号
針:あわせちゃだメジナ8号
三宅島
三宅島
三宅島
三宅島
三宅島
三宅島
至日の出
竹芝
至田町
至新橋
↓ゆりかもめ(至新橋)
JR浜松町
竹芝客船ターミナル
今晩は
トビ漁だ。