海の中は様々な起伏に富み、多くのプランクトンを育んでいる。
プランクトンを捕食する小さな生物。それを捕食する中型の生物。
絶え間なく食物連鎖が行われている。
その連鎖を利用して様々な釣り方が編み出された。
釣りを通して海の中の世界に少しだけお邪魔します。
磯場の地形と名称
岬
みなと(漁港)周辺
漁船
漁船
◆防波堤
◆防波堤(ぼうはてい)
外洋からの波浪を防ぎ、港湾の内側を安静に保って大切な漁船を護るため、また、津波の被害
から陸地域を守るために設置された構造物の事です。
◆消波ブロック(しょうはブロック)
消波ブロックは、読んで字のごとく「消す」+「波」のために人工的に作られたもので、海岸に打ち
寄せる大きな波から岸を護る目的で設置します。 波消ブロック(なみけしブロック)とか護岸用
コンクリートブロックともいいますが、一般的にはテトラポッドというのが主流のようです。
ただ単に「テトラ」ということも多いですね。
時には10m以上もある高波に
のみこまれる事もあります。
◆釣座(つりざ)
海中断面> 磯場@
海面
海面下
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◆消波ブロック
◆消波ブロック
◆漁港
海中断面> 磯場A ゴロタ場
メジナは[のっこみ]産卵時期になると、浅場の岩陰に産卵します。
また、普段でも格好の棲家であり、エサ場でもあるのです。
ゴロタ場は、大小様々な石や岩が点在していて、仕掛けのコントロールが難しく、また、魚を掛けたとしても、根に逃げ込もうとする本能をかわしながら寄せて、取込み(タモ入れ)までが非常にスリリングなところです。
◆ゴロタ石
◆釣座(つりざ)
魚たちは、エグレ根や沈み根辺りに隠れていることが多く、時にハエ根まわりや海面近くまで浮いてくる。
海底(ボトム)に潜んでいることもあるが、ボトム辺りには石物と言われる[イシダイ]や[イシガキダイ]、[ウツボ]や[ハタ類]が棲んでいる。
海中断面> 浜(砂浜)
◆釣座(つりざ)
海面下
海面
海面下
海面
砂浜は、多くが砂地で占められていて、砂地を好む魚種もいます。 砂地に穴を掘って住むアナゴやハモ、砂地に生息しているゴカイやイソメが大好物な魚には、キス・コチ・シマアジなどがいます。 クロダイも砂地を好みます。
海中断面> 防波堤
◆防波堤
海面下
海面
◆灯台
◆港湾
◆外海(そとうみ)
◆湾内
生まれたばかりの稚魚たちが、ある程度成長するまで、大きな外敵から身を守るには、穏やかな湾内は格好の場所となっています。
◆テトラポッド
そもそも、「テトラポッド」とは登録商標です。 また、その語源は、ギリシャ語の「4本足」という
意味からきています。
磯の踊り子