天狗ウキは、風の強さと潮の流れの速さによって、また、サラシや本流や磯際などのフィールドによって、使い分けましょう。 7×13種類のラインナップがあります。

ウキサイズ:
Φ2428・30・32・36・40・44
ウキ番号: 0〜12

状況に合った天狗ウキは、微妙な潮の流れを捉え、海中の流れの中を直接釣ることが出来るのです。

天狗ウキ

ウキ:
天狗ウキ 36-5

道糸:3号
サスペンド・タイプ

ハリス:3.5号
     2〜2.5ヒロ

リール:ダイワ
プレイソ2500LBD

ロッド:ダイワ
BLAIZON2号

ハリ
◆道糸:2〜4号
   @フロート系
   Aサスペンド系

ガン玉

ハリス

ウキ止めゴム

シモリ玉

サルカン
クッションゴム
◆リール
2000〜3000LBD
◆ロッド(中通し)
磯竿1号〜2.5号

円錐ウキの場合
(例:ドングリ)

環付きウキのメリット

◆環付きウキの最大のメリットは、ウキの交換がワンタッチで出来ることにある。 潮の状況を読み、魚のタナを読み、状況に合ったウキに素早く交換出来れば、「釣れる釣り」を組み立て易くなる。

ウキ:環付き

(直結)

ハリス:
 1.5〜6号

スナップサルカン

天狗リグセット

サルカン

ハリ

環付きウキの場合
(例:天狗ウキ)

天狗ウキ

道糸:2〜4号
 @フロート系
 Aサスペンド系
ハリ
ハリス:
 1.5〜6号
直結
天狗リグセット

釣り雑誌に掲載された有名釣師の「仕掛け」を真似てみたり、新製品を自分流にアレンジしたり...と、誰もが釣れる釣りを組み立てていく。 実際の状況と仕掛けの理論の一致を求めて日々、試行錯誤を続け、数年もするとほぼ自分流が定着する。 それまでの過程で知り得た情報や経験はとても大切で、あらゆる状況にも対応出来るようになっている...筈である。
結局、釣り方のバリエーションをどれだけ持っているか、更にはそれをどれだけ応用出来るかが、釣果につながるのである。
磯は絶えず変化を続けている。 
そんなまたとない状況で釣りを組み立てていく面白さ。 そして、理論が一致したときの喜び。 だから釣りは止められないんだと思う。


釣人の数だけ「仕掛け」のバリエーションがあるように思う。

◆例

天狗ウキの場合

天狗ウキ専用の
リグセット


アウトガイド竿

インナーガイド竿

ワンポイント

ライン同士を結ぶ

ユニノット(電車結び

◆道糸:2〜4号
   @フロート系
   Aサスペンド系
◆リール
2000〜3000LBD
◆ロッド(中通し)
磯竿1号〜2.5号

ウキ下の仕掛けはストレートの状態で、馴染んでいく

仕掛けが着水した直後

仕掛けがストレートになる

リールを巻いて仕掛けを引っ張る

この状態で魚がエサを食っても、アタリは出ない

着水前テク> 
竿を振り込み、仕掛けがポイントへ着水する寸前に、道糸(リールに巻いてあるライン)にややテンションを加えて、先行するウキにブレーキを掛けてやり、末端部(つけエサ部)をウキより先行させて仕掛け全体を“直線”にして着水させるのです。 

着水後テク
まぁ何とか、着水前のテクにより仕掛けトラブルは回避出来たとして、次に、より仕掛け性能を引き出す一工夫をしましょう。 ウキは魚がエサを食ったアタリを視覚的に伝える大事な役目がありますが、ウキ下のハリスが弛んだ状態で魚がつけエサを食っても、ウキにアタリは伝わらず、アワセはおろか、せっかく魚がつけエサを銜(くわ)えたのに、違和感を感じて吐き出してしまいます。 これは勿体無い。 仕掛けが着水した後は、素早くウキ下の弛みを取り、ダイレクトでアタリが伝わるように、つけエサからウキまでを直線状態にすることです。 そのためには、仕掛け着水後にウキ下の弛み分だけリールを巻いて引き戻せばいいのです。
このちょっとしたテクニックは、決して見逃せないテクニックなのです。 

スポッ

ハリにエサを付けないと、投入時にエサがスッポリと外れてしまいます。 たいてい釣り人は狙いを定めて前方のポイントに目をやりながら竿を振り込みますので、エサが外れたことに気付かないことがあります。 そうとは知らず撒きエサをして、絶対に来ない魚のアタリを待っていることほど無駄なことはありません。 仕掛けが着水した時に大きな抵抗になるものは、“ウキ”と“つけエサ”です。 着水時に、海面に出る2つの抵抗跡が確認できれば、エサは外れていないということです。

その2:“こんがらがり”と“結び目” 
狙うポイントへ繰り返しキャスティングしていると、時に仕掛け自体がこんがらがってしまったり、ハリスに結び目が出来てしまうことがあります。 こんがらがっては仕掛けの意味がまったく無くなってしまいます。 そうとも知らずに撒きエサをして、絶対に来ない魚のアタリを待っていることほど無駄なことはありません。 また、ハリスに結び目が出来てしまったままにしておくと、大きなテンションが掛かった時(大物が掛かった時)、この結び目部分で切れてしまう恐れがありますので、もし、結び目が出来てしまったら、必ず解きましょう。 ”こんがらがり”も”結び目”もその都度解きますが、どうしても解けないときや、解いた後のハリスに妙な癖(ライン癖)が付いてしまった場合は、躊躇せずにハリスの交換をしましょう。 

よくあるトラブル

B

A

@

サイドスローでキャスティングするイエローさん

磯場で海に対峙してポイントを見極め、狙いを定めていざキャストとなりますが、ポイントは決して一定ではありません。 先ずは、立ち位置手前から奥目のポイントへのキャスティングです。 ほんの足元へなら初心者でもまあまあ容易に出来ますが、30m先へとなるとかなり難しくなります。 やや沖目ポイントまでの距離を出すためには、竿の特性を利用します。 @竿の長さ(約5.4m)>竿の頂点からの振り子原理を利用します。 A竿のシナリ>竿は負荷を加えると曲がり(シナリという)、この時の戻ろうとする性質(反発)を利用します。 @とAの竿自体の特性を合わせ、更に竿を使って遠心力を加えれば、仕掛けを可能な限り遠くへ飛ばすことが出来ます。 また、距離の正確性は、遠心力の加え方により調整します。 

その1:エサのスッポ抜け> 前段でキャスティングについて記述した3つの竿の振り方(スロー)全てに共通しますが、竿を振って遠心力を加えた場合、末端部分(エサを付けたハリの部分)に一番強い遠心力が掛かりますので、しっかり

キャスティング時の竿の振り方(スロー)には、@アンダースロー Aサイドスロー Bオーバースローの3パターンがあり、割と近いポイントへのキャストには@アンダースロー、やや遠目(15m前後)にはAサイドスロー、より遠く(25m以上)へはBオーバースローというように投げ分けます。 この竿の特性を生かした投げ分けが出来るようになれば、仕掛けは思い通りのポイントへ入り、ターゲットとの勝負に大きく一歩近づきます。

仕掛けの投入(キャスティング)
全ての“釣り”に共通していますが、ウキフカセも例外なく仕掛けの投入には“正確性”が要求され、狙ったポイントへキャスト(投入)しなければなりません。 明後日の方向では“釣り”にはなりません。 大体、狙うポイントの中心から半径1m以内へのキャスティングがベストです。 ただし、狙うポイントより奥(先)へ入ってしまった場合だけは大丈夫です。 リールを巻いて仕掛けをポイントまで引き戻して修正すればいいからです。 

仕掛け投入の何気ないテクニック
振り込んだ仕掛けは、一番比重のあるウキが先行して飛んで行きます。 これは、仕掛けを遠くへ飛ばすという“ウキ”の役目のひとつなのです。 
“こんがらがり”や“結び目”の一番の原因は、先行したウキの後からハリスやオモリやつけエサが海面上の一点に着水したことで起こります。 何れのトラブルも、仕掛け投入時のちょっとしたテクニックで回避することが出来るのです。

ハリス
ウキ下
2〜4ヒロ

ウキ

道糸:2〜4号
 @フロート系
 Aサスペンド系
ハリ
ハリス:
 1.5〜6号

ガン玉

直結
クッションゴム
シモリ玉
ウキ止めゴム
サルカン

磯の踊り子