磯バッグ

磯バッグの中には...

磯釣りの用意となると...極力必要なものだけに限定しても、何かと大荷物になりがちです。 だから大きめのバッグを用意しよう。 特に遠征など泊まりでの釣行には欠かせない。 外側に防水性があってハードタイプがお薦め。 多少臭いが残るバッカンや汚れた磯シューズ等も収納するので、中蓋もあると機密性を保てます。 移送時はキャリアーに乗せて転がすととても楽です。 そして現地では、必要最小限の荷物だけをデイパック(リュック)に詰めて、身軽に行動しましょう。

◆バッカン
◆リール
◆仕掛け類(小物)
◆磯シューズ
◆ウェア(レイン/防寒)
◆水汲みバケツ
◆ヒップガード
◆スカリ
◆グローブ
◆ヘッドライト
◆その他
ざっと集めてもこれだけある。 これにフローティングベスト、ウェア上下などが入る。
 ■フィッシング・グローブ (磯釣りにグローブは必要です)       

@様々な原因による怪我から手を守ります。
  足場が悪い磯場でバランスを崩したとき、身体を支
  えるのについ手が出ます。そんな時、岩や石による
  怪我から手を守ってくれますし、魚の尖った背ビレ
  や鋭いエラなどによる怪我や、毒のある背ビレや胸
  ビレなどからも手を守ります。
Bグリップ力を高めます。 
C保温性があります。

親指・人差し指・中指抜きタイプ
他に、全指抜きや抜けなしタイプもあります。
 ■ヘッドライト (夜釣りには欠かせません)       

朝マヅメと夕マヅメの絶好の時間帯を攻めるなら、ヘッドライトは必携です。 日の出前の暗いうちから釣り場に入るときや、夕マヅメそして陽が落ちて暗くなったらヘッドライトが活躍します。 真っ暗い中で灯りが無いとまず動きがとれないでしょう。 エサを付ける手元の明りにも、磯場に入る時や撤収する時の足場の照明にも絶対に必要となります。 また、何かあった時に慌てないように、出来ればヘッドライトの予備を一つと、電池の用意もあると安心です。

LEDタイプ
明るさ2〜3段階
切り替え
リチウム電池
CR2
 ■ナイフ

自然界では、サバイバルナイフがひとつあると心強い。
薪木を切り出したり、缶詰を開けたり...と用途は多い。
釣りでの場合は、釣った魚をその場でさばいて食べたり、付けエサ用の切り身を切るとき等に利用します。
また、いざという時の護身用にもなります。

 ■サングラス (偏光)

長い時間、海面を見続ける「釣り」では、海面を乱反射する大量の紫外線から目を守るためにサングラスは欠かせません。
また、海面下の状況を見透かすためにもサングラスは有効です。 やはり良い物は高価ですが、是非良い物を使用することをお勧めします。

 ■帽子

アウトドアな”釣り”には是非、帽子をかぶりましょう!
帽子は、頭部への直射日光を遮り、熱射による熱中症や脳炎の予防に効果的であるとともに、太陽から降り注ぐ有害な強い紫外線>UV(Ultraviolet:電磁波)    の約60%もカットする効果があります。 さらに、塩分を多く含んだ潮風から頭皮や頭髪を保護し、目への直射日光を遮り、余計な眩しさを和らげる効果もあります。

UVカットで紫外線防止、吸水速乾に優れ、
ムレ解消高機能メッシュキャップ
 ■ツールボックス

使用する小物(仕掛け類)をひとつにまとめて収納するのに便利なのがツールボックスです。
磯釣りの最前線(磯)で釣り人が身に着けるライフジャケットやフローティングベストも、用途に合わせた小物(仕掛け類)をたくさんのポケットに収容できるという点で、身に着けるツールボックスといえるでしょう。
釣りに使用する小物(仕掛け類)は条件によって多種多様ですから、磯釣りの最前線にあって最低限に必要なものはライフジャケットに装備しますが、それ以外はツールボックスに整理して収納し、磯場へ携行します。 
主な携行小物は...ハリス・鍼(はり)・ウキなどです。

磯の踊り子

釣り場はきれいに

 ■バッカン

◆撒きエサ専用のケース
 この中に、解凍オキアミと配合エサ(集魚材)を混ぜ
 合わせて作る”撒きエサ”専用のケースである。
 入り磯>オキアミや配合餌、付けエサなどを入れて
       磯場へと持ち運びます。
 釣り中>撒きエサ入れとして使用します。
 釣り後>中を海水で洗い流し、スカリ・水汲みバケツ・
       クラッシャーを入れて持ち帰ることや、釣れ
       た魚を入れて運んだりもします。

 ■ヒップガード

ゴツゴツとした磯場に、ウェアのまま腰掛けたりすると、岩や石などの突起部にひっかけて、ズボンやウェアが切れたり裂けたりしてしまいます。そのようなゴツゴツとした磯場からお尻を守ります。

 ■水汲みバケツ

バケツ自体に長いロープがついていて、高い磯場からでも海水を汲み上げることができる。 身を乗り出して海水を汲み上げる際は、海に転落しないよう充分に注意してください。

 ■スカリ

タイドプールへ


釣った魚、釣れた魚を生かしたままキープしたい時に便利な「スカリ」。

その他に、ストリンガーに繋いでおく方法や、タイドプールに泳がせておく等、生きたままでキープする方法はありますが、網の中に全部入れられて、持ち帰りにも便利です。
スカリを海の中へセットする場合は、大きく波が打ち寄せる場所や磯にひっかかってしまうような場所は避けましょう。また、スカリの中の魚を狙って、サメやウツボが襲ってくることがあります。かじられてスカリに穴が開いたら大変です。せっかく釣った魚が逃げ出してしまいます。直ぐ近くに、あればタイドプールを利用するのが安心です。